平穏なクリスマス

クリスマス

 

昨夜、娘の枕元には旦那がプレゼントを置き

予定通り娘は朝から大喜び

今年も無事に親としての任務は果たせた。

 

 

7歳のクリスマス

40歳のクリスマス

 

 

 

クリスマスを終えて

私は早々にツリーをしまった。

年末に向けて

干支の飾り物を出した。

 

 

最近慌ただしく

新たしい仕事も実は結構しんどく

気持ちにも身体も余裕がなくなってしまった。

 

私がふらふらしていたせい

 

家庭があり

娘がいて

家庭の外には他の男がいる

 

更に最近

身体だけ満たしてくれる男がいた

 

 

旦那とはずっと何もない

娘を妊娠してから、はや8年近くない

この先の営みはもはや絶望的だ。

 

それでも数年前までは、キス位はしていた。

 

最近は同じペットボトルで水を飲むのも少し躊躇する程になってしまった。

もはや修復は不可能。

勿論態度には出さない。

娘からすれば、至って仲の良い両親だろう。

それに本当に仲は悪くないのだ。

平和に過ごそうとお互いが努力している。

ただ、それだけ

 

 

私はきっと

性欲が強い方なのだろう

 

全く夜に努力をしてこなかった不慣れな旦那は

結婚後も変わることはなかった。

新婚当初は私がセックスに対しては頑張っていた。

勿論、オブラートに色々伝えてもいた。

 

それでも

旦那のテクは上がることなく

娘を妊娠した事がもはや奇跡的なことだ。

 

娘が大好きで大切なのはお互い一緒だ。

 

だけど

それとこれとはまた違った問題なのだ。

旦那以外の男の人に優しくされた時に

諦めていた、女として求められる喜びを思い出してしまった。

 

私にはもう、5年程付き合っている人がいる。

もはや身体だけでなく

心の繋がりもとても大きい。

 

旦那はそんなこと

これっぽっちも思っていないだろう。

万が一気がついても

旦那なら気づかないふりをするかもしれない。

それに

自分にも原因があると、どこかで思っているはずだ。

 

娘が生まれ

同じ年に出産した人は次々と

ふたり目、3人目と続いていった。

 

私はふたり目は?と聞かれる事に

いつも虚しさを感じていた。

女として自信も失ってしまった。

 

だから必死に

身綺麗にすることや

母親よりも、女でいる選択をした。

 

でもきっとどこかで安心もしていた。